日本初のパーソナライズシャンプー「MEDULLA」がリリース。6項目からオリジナルアイテムを生成

pilot boat 編集長のぺーたろーが、beautytech.jpにてMedullaのインタビュー記事を執筆しています。もしよければこちらもご覧ください。
MEDULLAがめざす日本発のパーソナライズドシャンプー、その勝算とは

ライフスタイルのあらゆる分野でパーソナライズのが広がっている。pilot boatで紹介したところだと、スーツではFABRIC TOKYO、おもちゃではトイサブ!など。2018年の前半はZOZOSUITがスタートアップ界隈だけでなく、世間の話題をさらっている。そんな中、日本初の「パーソナライズシャンプー」を謳う「MEDULLA」が2018年05月にリリースされた。

(Credit by MEDULLA)

 

ドラッグストアに行くと、シャンプーは違いがわからないほど商品が陳列されている。しかしよっぽど高いシャンプーならいざ知れず、「しっとり」か「さらさら」のような少ない選択肢しかない。しかし本来は、髪の長さ、頭皮の状態、クセ、求める状態など多様な組み合わせがあるはず。そんな組み合わせをMEDULLAは実現してくれるようだ。

今回リリースされたサービスはSparty社が運営する「MEDULLA」。上記で示した頭皮の状態や求める状態など6項目のアンケートに応えると、自分オリジナルのシャンプーが入手できる。実際に使ってみてほしいのだが、サイトはシャンプーという美容品を扱うだけあって清潔感があり、とてもおしゃれ(語彙力がなくて伝わらないのが口惜しい)で、使っていて楽しい。下は画面キャプチャだが、「しっとり」「ふんわり」といったサークルがボールのように動くUIになっていて、遊びココロがある(普段はこんなこと書かないのだが、あまりにも綺麗でつい)。

こうして作られたシャンプーは、自分の名前付きで(パーソナライズであることを示しているのだと思う)送付される。価格は6800円で、2ヶ月ごと定期配送されるサブスクリプションモデル。もしかしたら冬は乾燥対策、夏はうねり防止のように種類を変えてもいいかも。

シャンプーのパーソナライズは海外でFunction of Beatutyや、Proseなどの先行サービスがあり、人気を博している模様。シャンプーではないが肌の状態をIoT機器で計測して、自分に合ったスキンケア商品をリコメンドしてくれるサービスも出てきているし、パーソナライズすることによりデータも収集できるだろうから、将来的なサービスの拡張性もありそうだ。

 

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AUTHOR
ぺーたろー / 納富 隼平(Notomi Jumpei)
合同会社pilot boat 代表社員CEO / ライター
1987年生まれ。2009年明治大学経営学部卒、2011年早稲田大学大学院会計研究科修了。在学中公認会計士試験合格。大手監査法人で会計監査に携わった後、ベンチャー支援会社に参画し、300超のピッチ・ベンチャーイベントをプロデュース。
2017年に独立して合同会社pilot boatを設立し、引き続きベンチャー支援に従事。長文スタートアップ紹介メディア「pilot boat」、podcast「pilot boat cast」、toCベンチャープレゼンイベント「sprout」を運営。得意分野はFashionTechをはじめとするライフスタイル・カルチャー系toCサービス。各種メディアでスタートアップやイノベーション関連のライターも務める。2017年よりASCII STARTUPでBtoCベンチャーのコラムを連載中。
Twitter: @jumpei_notomi