アウトプットと好きなことを増やす

どうせすぐに忘れるし、ぺーたろーは暦年という単位で動いているわけではないという天邪鬼さもあって、あまり新年の抱負がどうということはしてこなかったし、今年もしません。でも、アウトプットしていかなきゃだめだなー、と思うことがあったので折角だからアウトプットしていこうかなと思います。

先に言っておきますが、何を当たり前のことを。という内容なので特に学ぶことありませんよ。

 

もっと自分のことを話そうと思った話

 

多少の例外を除いて、ぺーたろーは12月23日からお休みを頂いていました。といっても短期的な仕事をしないだけで、いつでもいいんだけどいつかやらなきゃいけない中期的な仕事をしてただけですが。

まぁそれはよくて、休みの間に某ベンチャー企業に呼ばれまして、一日そこで働いていました。働いていたというか事業計画みたりイベントやるから手伝ってって言われたり、まぁいつものことです。いつものことなので、いつも通りあーだこーだ、僕が知っていることや気づいたことを言ったり色々考えたりしていたわけです。

で、終わったときにその企業の社長から一言。「興味みたいなことを定期的にやってもらうといくらかかるの?」。

1社だけでたまたまあったように書きましたが、実際には複数回こういうことがあったのです。

答えを先に言ってしまうと「無料」です。もちろん人や専門能力が必要になったり頻度が高いと多少お金をいただくことはあるのですが、誤解をおそれずに言えば無料です。口だけなら無料、手を動かすなら有料、みたいな感じですかね。誤解を恐れずに言えばね。

さて、無料かどうかはどうでもよくて、問題は「休みの日にうちで働けと言ってくるくらい仲のいいベンチャーの社長が僕の活動を知らなかったこと」なのです。もっと言うなら「ぺーたろーは当たり前だと思ってたことを何か特別なことだと思われていた」ということです。

特に何か難しいことがあったわけでも、解決策が思い当たらないわけでもないのです。ただ、情報発信(ブログとかSNSとかそんなめんどくさいことじゃなくて、相手に伝えること)をしていなくて、否、やってるつもりになっていて、みんなが僕のことを知っているような気になっていたんですね。

お世辞や社交辞令なのかわかりませんが、「え、だったらぺーたろーさんに言えばよかった」みたいなことも結構あるのです。むしろオレでいいのかみたいな感じしかないのですが、こっちもチャンスを棒に降ってるというか、チャンスにも気づけなかった状態に陥っているのは非常によくないわけです。

というわけで、今後の目標の一つに「情報発信をしましょう」という項目が追加されました。息を吐くように仕事はしていますし、最近は暇さえあればランニングする習慣ができました。こんな感じで、文章かかなきゃ気持ちわるいところまで行きたいものです。

 

ちょっと隣に世界が広がっている話

 

The winking owl というバンドが昨年から好きです。

幸いにもライブに行く機会に何回か恵まれ、ライブに行ったりしています。ライブいいよライブ。

もちろんitunesで音楽買って聞いてたりはしてましたけど、2016年はそれに加えてライブに行ったり対バンを検索したりyoutube漁ったり、音楽がもっと好きになった年でありました。

全然話が変わるのですが、佐藤慶一さんという方がいます。20代の若手編集者なのですが、行動力・知識・情報発信と僕の中では完璧な方で、お会いしたこともないのですが勝手に尊敬している方です。

で、その佐藤さんが編集者となって以下の本が刊行されました。
『ヒットの崩壊』(著) 柴那典 講談社
http://amzn.asia/57VT3aG

今まであまり音楽関連の本って読んだことがなかったのですが、面白い。一気に読んじゃいました。

僕はなんだかんだベンチャー界隈の人です。なのでベンチャー界隈のことはそれなりにわかっているつもりです。でも、当たり前なのですが、例えばspotifyってITだけじゃなくて音楽にも関係するんですよね。音楽関係の人ってspotifyのことをどう見てるんだろうっていう問題意識に対してはあまり向き合っていなかったように思ったのです。

もちろんファッションやって音楽やってあれもこれもというわけにはいかないのですが、spotifyだけを見るのではなくて、音楽側をみることも大事だと思った次第です。

前述の本を書かれた柴さんという方は音楽ジャーナリストでして、その話は非常に面白い。なんでこんなに面白い話を僕は知らなかったのか、と後悔するくらいです。

で、この出会いは、これまた前述したThe winking owl というバンドがきっかけで音楽にアンテナが広がるようになり、かつ尊敬している佐藤慶一さんが音楽関連の書籍刊行に携わっていたからなのですね。どちらかだけでもここには行き着かなかったとおもうと、セレンディピティが世界を広げるのだなと感じた出来事でした。

まとめると、ちょっと興味もってる隣の世界は広いし面白いかもよ。っていうことです。好きなことを増やすとアンテナが広がって、もっと面白い世界が見つかるかもです。ちょっとお隣を除くという行為は非常に大事ですね。というお話でした。

以上をまとめると2点。

  • 思ったこと、やったこと、やってること、やりたいこととかアウトプット(情報発信)しよう
  • 好きなことや興味あることを増やして、覗いてみよう

という話でした。