BtoCベンチャープレゼンイベントsprout。2016年最後の新規登壇者が登場する会となりました(2016総集編もやります!)。
“sprout”とは、渋谷で開催しているスタートアップのプレゼンテーションイベントです。sproutに登場するのはBtoCのサービスを展開するベンチャー企業ばかり!日本最先端のサービスを体感できるのがsproutです。
20秒×10枚のスピーディなプレゼンテーション、お酒も交えながら楽しく運営するのがコンセプトのプレゼンテーションイベントです。最近は100人以上が集まる人気イベントとなっています。
(sproutのFacebookより)
第15回の今回は総勢150名に来て頂き、質問もばんばん出る熱い会になりました(質問がでると盛り上がるんです、ありがとうございます!)。
日本の技術をデザイン力で世に出す”TRINUS”
TRINUSは技術とデザイナーを結ぶマッチングプラットフォーム。花色鉛筆などを開発。https://t.co/2SJTqcWbCC#sprout_shibuya
— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
この日最優秀賞に輝いたのはTRINUS。日本に眠る技術を見つけ出し、デザイナーがその技術に基づく製品を考え出します。考え出された製品が優れていれば製品化をして販売する、というベンチャーです。技術×デザイナーの製品ということもあってテレビやメディアにも連日とりあげられています。写真はテレビ東京に出演したときのものから2件。
Q.製品化の判断基準は?
A.機能的にわかりやすい抗菌とか消臭とかはわかりやすい。小ロットでやってくれるメーカーであることも大事。#sprout_shibuya
— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
TRINUSが日本中から多くの技術を見つけ出し、デザイナーはその技術に対して多くの製品案を投稿します。となると、実際にどの案を製品にするのかの判断基準はどこにあるのかが気になるところです。案によって製品化の難易度が違ったりすることもあり、そこは基本的にTRINUS側でジャッジをするとのこと。製品化に目途がついた製品は、クラウドファウンディングを使って支援者を募集したり、自社ECで販売したりするそうです。
エッジが効いてるエシカルファッションブランド”INHEELS”
inheelsはエシカルファッションブランド。意識高い系ファッション。かっこいい、クールがテーマ。#sprout_shibuya
— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
「エシカル(倫理的)」や「SDGs(持続可能な開発目標)」なんて言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。前者は違法な取引をしないで製品をつくること、後者は世界的な社会問題や環境問題を克服していこうという動きです。ファッションでこれらに取り組んでいるのがINHEELS(インヒールズ)です。
エシカルだけどエッジが効いているファッションはなかなかない。
合コンでも着ていけるエシカルファッションがほしくて作った。#sprout_shibuya— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
ファッションでエシカルを謳うブランドは少なくありません。他のブランドとINHEELSが違うのは”エッジがきいているファッション”だということ。エシカルというと、通常はどうしてもおとなしめなデザインになってしまうのです。ですが、下の写真は全てINHEELSの製品で普通にモードな服装で、全てエシカルにつくられたものです。
ちなみに、下北沢に初の直営店がオープンしています。気になる方々は是非行ってみてください。
AIを使った英会話特訓アプリ”SpeakBuddy”
最近流行りのAI(人工知能)。それを英会話に持ち込んだのがappArray社が開発する”SpeakBuddy“です。SpeakBuddyではユーザが話せば話すほどAIが賢くなっていきます。アメリカ英語だけでなく、その他の英語も入っており、好きな英語を選べるところも面白いポイントです。
Q.どういう人がユーザ?
A.海外に行きたいけど行けない人。就職している社会人など。20第後半位の方。学生はむしろ実際に留学してほしい。#sprout_shibuya— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
メインユーザは学生ではなく社会人。社会人になるとなかなか英会話教室に行けなく、継続的にとなるとさらに大変です。そんな方々が隙間時間にSpeakBuddyを使って英語を勉強しているそうです。
AIを使っているといっても、これだけで英語が話せるようになるとは思ってないそうです。実際に留学できる方や海外に行ける方は行ったほうがいいとは立石さん。ですが日本で忙しいという方には是非使ってほしいとのことでした。
160万枚の部屋やインテリアの写真を閲覧”RoomClip”
roomclip。160万枚の家の中の写真が投稿されている。200万人の月刊UU。雑誌も発刊している。写真を外部メディアにも提供。#sprout_shibuya
— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
RoomClipは日本最大のインテリア実例写真アプリ。インテリアや家の中の写真をユーザが投稿し、それをアプリから見ることができます。北欧、子供なんていう風に検索も可能。現在は約200万ユーザーで、160万枚が投稿されているそうです。
家には長い時間いるので、思い入れが自分の部屋のどこかに必ずある。#sprout_shibuya
— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
単にアプリで写真が見れるだけではなく、roomclipの本が発刊されていたり、テレビにも使われています。家の中のリアルな写真というのはなかなかなく、roomclipの写真は各種メディアで重宝されているようです。
また、食やファッションの分野では、他の方の趣味がわかるようなサービスはいくつもありますが、家やインテリアではなかなかないそうです。高重さんによれば、家というのは毎日暮らすもので、自分なりに工夫している点や、気に入っているお土産なんかが必ずあるので、是非投稿してみてほしいとのことでした。
定額制のクラブ行き放題サービス”LIVE3S”
3.0はLIVE3Sは定額制のクラブ行き放題サービス。
「もっと遊ぼうぜ、日本人」#sprout_shibuya— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
本日最後の登壇者は3.0の佐藤さん。運営するLIVE3Sは月3900円払えば、定額でクラブが行き放題になるサービスです。対象のクラブは渋谷・六本木を中心に約20店。都内に有名なクラブが約30店舗ということを踏まえると、かなり多くのクラブに行くことが可能です。
行き放題になったらクラブ側が困るんじゃないの?という疑問が出てきそうですが、クラブは飲料代金で収益が上がるのでお客さんが来るのはウェルカムなんだそうです。
ちなみに、インバウンドプランもあるそう。海外の方はクラブに慣れていることもあってか、日本に来てもクラブによく行くそうです。1週間でクラブ行き放題のプランなので、是非オススメしてみて下さい。
ジャンルの横展開。イベント全部を行き放題にしていきたい。映画や演劇も。#sprout_shibuya
— sprout_shibuya (@sprout_shibuya) November 2, 2016
さて、ここで気になるのは、ジャンルの横展開はしないのかということ。映画・演劇・美術館・ライブ・フェスなど、同じ仕組みで行き放題にできそうですが、他のジャンル、特に音楽が関わってくると版権や権利の問題が発生するので、一筋縄ではいかないそうです。ですがここにも長期的には取り組んでいくとのことでした。
12/02に2016年総集編!
さて、次回のsproutは年末総集編。12/02に今年の最優秀者が集合して開催します!登壇者によるブースもあります。BtoCのベンチャーに一気に会える機会はなかなかありません(というかみたことない)。準備ができ次第公開しますので、是非Facebookページをフォローしてください!
https://www.facebook.com/shibuyasprout/