Morning Pitch #161 DGインキュベーション特集

今回のMorning PitchはDGインキュベーション特集でした。

Morning Pitchは毎回「IoT」「ファッション」「環境」などとテーマを決めて開催していますが、月末週だけは「VC特集」として、特定のVCから出資されているベンチャー企業5社が登壇する、という会になっています。今回はDGインキュベーションにお願いさせていただきました。今回はpeitaroのモデレーションが4社と、もう1社も知り合いなので珍しく5社すべて紹介させていただきます!
DGインキュベーション
カメラを忘れたので写真の画質が悪いのはごめんなさい(´・ω・`)

 

① UI重視の研修マネジメントシステム「Coursebase」

 

最初に登場したのはCoursebase(コースベース)のジョンさん。日本語も堪能です。

IMG_0587のコピー

Coursebaseのジョンさん

突然ですが、日本の(海外も?)エンタープライズシステムって超使いにくいことが多いですよね?

え?一般論ですよ、一般論。Do you know UIUX?って一般論が言っています。今の時代、スマホで使えたりしたらもっと便利そう、とかそもそも社外で受けさせろ、なんていうニーズもありそうです。

ジョンさんも以前某投資銀行に勤めており、研修システムがあまりにもいけていないと感じていたそうです。他社の知人に聞いてもやっぱりいけていないシステムを使っている。そうして作られたのがCoursebaseです。
Coursebase を簡単に説明してしまえば、UIがイケている研修管理システム。
(写真があればよかったのですが撮り忘れてしまいました…)
研修そのものが見やすいのはもちろん、提出管理やレポーティング管理等、ユーザーにも(人事等の)管理者としても使いやすいシステムを作成しています。例えばリスク管理等、ある程度同じな研修はCoursebaseで用意しており、証券外務員の講座など資格ものは、専門学校のコンテンツを配信することが可能となっています。

 

② 電力・環境を中心にあらゆるIoTでデータを分析「Sassor」

 

続いて登場したのはSassor(サッソー)。IoTを幅広く製作したり関連データを分析したりしていますが、1番目立っているのは電力・環境のIoTとのこと。

sassorの石橋さん

sassorの石橋さん

電力といえばスマートハウスだったり電力自由化だったり、IoTとしても話題が多い分野。代表の石橋さんによれば、「データは溜まってるけど、分析がうまくいっていない」ケースも多いそうで、例えば
・貯まっているデータをどう分析していいかわからない
・分析ツールを利用してみたのだけれども、自分たちだけじゃ有効な分析結果が得られない
・工場の電力データはあるので省エネ・効率化、その他有効な施策を考えたい

なんていうことが多いそうです。

sassorはこのような相談を何年もかけて何件も解決してきた会社。デバイスを1から作成することもあるし、今あるデータからインプリケーションを導き出すといったことに取り組んでいます。
特に、製造業や工場向けには単なる電力の見える化だけではなく、製造ラインの異常や不良品の異常品検知をできるようにする、なんて事例もあるそうです。

 

③ 全中小企業のためのデジマ自動化ツール「Everygrowth」

 

sparcc(スパーク) が運営するのはEverygrowth(エブリグロース)。ワンストップでデジタル広告を最適化するサービスです。

sparccの遠藤さん

sparccの遠藤さん

97%。これはデジタルマーケティング(デジマ)をコスト面から代理店に任せきれない企業の数だそうです。

デジタル広告にコストをかけられないことはもちろん、デジマに詳しい人材がいない、サービスがたくさんあって複数のSNSアカウントを運用しているけど管理しきれない等、自社でデジタルマーケティングをやりきるには多くの障害があります。そんな中、より顧客接点を増やそうとSNS広告を打ったりするわけですが、このときに出てくる課題を解決するのがEverygrowthです。

EveryGrowthはワンクリックするだけで登録が完了。あとは勝手にデジタル広告を最適化するように運用してくれます。人工知能も利用して、無駄なものへの予算投下を少なくしたり、必要なワードを追加、不要なワードを削除してくれたりします。今のEveryGrowthの対象はgoogle adwards等だそうですが、これからtwitterやFacebook等のSNSにもどんどん対象を広げていくとのことです。

 

④ SNSから事件・事故の報道写真をピックアップ「NewsDeck」

 

人工知能も利用してSNSから事件や事故の写真をリアルタイムに抽出するのはspectee(スペクティー)が運営するNewsDeck(ニュースデック)。主にテレビ等の報道機関向けサービスです。

specteeの村上さん

specteeの村上さん

多くの人がスマホを持った昨今「誰もが」ニュース素材の提供者になることができます。テレビを見ていて「視聴者撮影」なんて書いてあるやつですね。
ですが、膨大なSNSから報道機関の方が人力で特定の情報を探しだすのは大変です。今までは報道局の方が24時間SNSとにらめっこして画像や動画を探していましたが、例えばtwitterで「火事」なんて検索しても全然全くこれっぽっちもかすりもしない関係ない画像が検出されてきたりしてきて、とてもじゃないけど全てに対応することは難しいわけです。

さて、specteeは事件事故等の画像をSNSから自動で検出してくれるサービス。サービスにログインすると主に事件事故に関連する、ニュースでも使えそうなものが動画画像が次々に表示され、報道機関の方はそれをニュースとして使用することができます。報道機関の方からすれば、specteeなら自動で動画写真を探してくれるので、対象動画画像を今までより楽に対応することができます。

ここで気になるのは権利関係。SNSでも他の方が掲載しているものを勝手にテレビ等で使うわけにはいきませんが、specteeでは投稿者の方に連絡をとり、すでにそれぞれ許諾を取っているとのことです。

 

⑤ 世界中にwebサービスやアプリを発注してローカライズまで「セカイラボ」

 

この日最後に登壇したのはセカイラボを運営するモンスター・ラボを運営する鮄川(イナガワ)さんです。

余談なのですが、「鮄」という漢字が出てこないのでなんて打ったら出てきますか?そして「鮄」と検索したら鮄川さんが検索の2番目に出てきまして、「鮄川さんは『鮄』を代表してるんだなすごいな」と思いました。何言ってるかよくわからないですね、本題にいきましょう。

モンスター・ラボの鮄川さん

モンスター・ラボの鮄川さん

モンスター・ラボは複数事業を運営していますが、今回プレゼンしていただいたのは「セカイラボ」。webサービスやアプリの制作にグローバルソーシングという手法で取り組んでいます。グローバルソーシングというのは「世界中の最適なチームにプロセスやマーケティングも含めて適材適所にアウトソーシングできる仕組み」とのこと。

 

セカイラボにはパートナー企業が世界中に100社あるそうです。これにより、圧倒的なエンジニア数、コスト競争力(日本単独の開催に比べて1/4くらいになるときもあるとか)が確保でき、かつ、セカイラボの日本メンバーが発注企業と開発チームの間に入ってくれるのでディレクションの心配もありません。

プレゼン当日は何件か事例も紹介していただきました。例えば、今までオフラインで教育系のサービスを提供されていた企業がオンライン版も制作されるとのことで、そのサービス設計から運用まで関わっている事例があるそうです。その他、雑誌・ゲーム・AR・ポイント・旅行系のアプリなど、年間数百の商談があるが故に幅広い案件があるとのことです。

 

次回はMorning Pitchは環境特集!

 

次回のMorning Pitchは環境特集。技術よりのベンチャー企業が登壇する予定です。詳細はこちらからご確認下さい。