Morning Pitch #157 エンタープライズ(小売り)特集

Morning Pitch第157回はエンタープライズ(小売り)特集。4社のベンチャー企業にご登壇いただきました。

 

短尺動画でサービス向上「clipline」

 

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最初に登壇したのはcliplineを運営しているジェネックスソリューションズ。

「短尺動画(10秒〜30秒程度)」を元に「サービスマネジメント」を提供しています。動画だけならスマホで撮影すればいいんじゃないかと思われそうですが、いちいち撮影したり、それを統合して使うのは中々大変。cliplineなら簡単に、接客向上、品質コンテスト、修繕指導、外国人スタッフの研修等にも使えたりします。

すでに多数の小売り店舗で導入実績があり、「クリップによって言葉や数字で伝え辛い内容を分かりやすく表現できるため、アクションやトーク、手作業が業務の中心となるあらゆる業界に適用することができます」(clipline HPより)。

 

モバイルユーザーの屋内導線測量「Tamecco」

 

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次いで登場したTameccoはモバイルユーザーの屋内導線測量の企業。誰がどこでどのように動き、次にどこに行ったのかがわかります。ビーコンではなく、今や殆どの人が持っているスマホデータを利用して、リアルタイムで測定できることが特徴。

 

飲食店や小売がわかりやすいところではありますが、駐車場のIoTプロジェクトなどにも使われているようです。インバウンドで海外の方が日本に来た時に、龍角散を買って帰るらしいのですが、どういうルートで龍角散に辿りつき、その後にどの棚に行っているのか、ということもわかるそうです。

ちょうどMorning Pitchに登壇した日に、H.I.S.社と提携も発表されていました。

Tamecco SDK、「H.I.S.クーポン」アプリを強化! 自治体とも連携
http://tamecco.jp/assets/ja/20160707-f470e7cd392a7059804d27e764bbf40d.pdf

 

オフラインの詳細分析ツール「WALK INSIGHTS」

 

WALK INSIGHTS(ウォークインサイト)はオフラインの分析ツール。ビーコンを使って顧客の導線を解析します。本社は韓国で、日本代表のJayさんがプレゼンしてくれました。日本語はペラペラです。

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オンラインはgoogle analytics始め、色々なツールがあって詳しい分析が可能ですが、オフラインはまだまだ詳しい解析ができていません。そこを詳しく解析していくのがWALK INSIGHTS。

ビーコンを使用するので、誰がいつ入ってどのような導線でどの程度滞在したか、ということがわかるのですが、例えば道を歩いている人の属性を取得して、「この通りだとこういう人が多いから、ここに出店しよう」というような出展戦略にも影響を及ぼしているというところが面白いところです。アプリを入れてなくても情報が取得できるというのは小売り側からみても嬉しいポイントでしょう。

 

URLをクリックするだけでブラウザから動画コミュニケーション「facepeer」

 

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本日最後に登場したのはFaceHubを運営するFaceHub社。webRTC(※)を用いた動画コミュニケーションを提供しています。webの世界でも営業力と接客力を発揮したい、BtoB または BtoBtoC の企業の利用が多いそうです。

この日紹介していただいたのは某中古車販売業の会社。今まではメールや電話でやり取りしてから店舗に持ち込んでいたけれども、情報が伝わりきらなかったり、実物を確認してみたら事前の情報と違ったりしたことがあったりするそうです。しかしFaceHubで事前に動画で情報を確認できれおけばそのリスクは低減できます。その結果、中古車の買い取りが何倍も上がり、査定金額が下がることも少なくなったとのことです。車、保険、プログラミング、不動産などの高額商品により向いているとのこと。

インストール不要、URLをクリックすればブラウザからの使用が可能とのことで、使い勝手が良いのも大きな特徴です。

(※)webRTCとはブラウザで動画を配信するための標準規格。

 

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最後に登壇者の皆さんと集合写真です!